About CACA

『私という書き人』

私という独りが個人であるために 筆を執ります。

私は時間と空間を超える 壮大な生命潮流の一滴水となって、 白い紙の上に自らを投げうちます。

私は古典を敬慕し、 古典のなかに現代を見いだし、 現代の中に媚びることのない自我を 問い続けます。

私は謙虚に伝統や先人に学びながらも、 新たな道を切り拓くために 不断の切磋と鍛錬を忘れません。

私は今の私自身の今を一本の線に託し、 利欲を前後載断した 一刹那に生きたいと思います。

私はその瞬間に私という小我を捨離し、 隠れた私の実体に覚醒遭遇して 歓喜に浸ります。

私は作品を作りません。 書いたものが私そのものであり、 等身大の己であることが願望です。 私は常に筆とともにあり、 勇猛心を持って迷妄を捨てた 他力大我の道をめざします。

講座のご案内

東京
  • 創作コース……月1回
  • 古典造形コース……隔月
  • 書体技能コース……隔月
  • 臨書添削コース……月1回
  • 自由作品添削コース……月1回
  • 特別アートワーク……不定期
名古屋
  • 創作コース……隔月
  • 古典コース……隔月

特別顧問 岡本光平

1948年愛知県生まれ。全国最年少の17歳で毎日書道展初入選。20代から空海と日本・朝鮮古代金石文の研究に入る。36歳で中央の書道団体を離脱。1988年ソウル耕仁美術館にて初個展。以後、国内外にて200回を越える企画個展。 漢字の起源を求めてモンゴル、シベリア地域に残る1万数千年前の岩画調査をライフワークとする。

2015年香川県、四国八十八ヶ所霊場甲山寺の大襖44枚に「般若心経曼荼羅」、壁書11m「飛白雲龍図」を揮毫。 古典の名筆100点余を全紙臨書した「臨書百筆」を刊行。 2018年高野山讃岐別院創建100年記念の結縁灌頂の儀式において、約500名の「結縁灌頂歴名」及び得仏尊号を揮毫。別院に永代護持となる。 2022年、空海生誕1250年を記念して高野山讃岐別院本堂の大襖12枚を揮毫制作。

主な個展、招待展

  • 1988年:ECユーロパリアジャパン展招待作家(ベルギー)
  • 1999年:ライプティヒ国立民族博物館個展(ドイツ)
  • 2010年:ニューヨーク・ハモンド美術館個展(U.S.A)
  • 2014年:イェール大学にて講演と実演(U.S.A)。飛白屏風作品はじめ作品多数が収蔵される

主な作品所蔵先

  • 資生堂アートハウス
  • 在韓国日本大使館(韓国)
  • 在韓国釜山総領事館
  • 在ハバロフスク日本総領事館(ロシア)
  • イェール大学美術館(U.S.A)
  • 真言宗高野山はじめ浄土真宗などの15ヶ寺

主な番組出演

  • NHK総合「課外授業 ようこそ先輩」
  • NHK総合「きよしとこの夜」
  • NHK総合「みんなで日本GO」
  • NHK教育「新日曜美術館」
  • NHK教育「国宝探訪 空海」
  • NHK教育「趣味悠々」
  • NHK教育「美の壺」
  • NHK BSプレミアム「空海・至宝と人生」
  • TV東京「たけしの誰でもピカソ」
  • NHK Eテレ「高校美術」
  • NHK BSプレミアム「美の壺 漢字と書 三千年の迷宮」
など多数