Contemporary Art Calligraphers Assosiation (CACA)。現代書家 岡本光平氏が特別顧問を務める書作家協会です。

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第5回 臨書展
2017.2.21→2.26
アートスペースリビーナ

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 CACA臨書展がスタートしました。
全紙臨書26点、古典を生かした倣書の創作13点、特別顧問の岡本が全紙臨書4点、倣書の創作15点という出品でなかなかに見ごたえがある内容が整いました。
1年をかけ、厳正な審査を受けての作品です。全紙の臨書作品のヨコには原本写真と作者のコメントが添えられており、さらに6項目について、全員の評価一覧表が会場に貼り出されるというシビアな展覧会です。
このことはCACAが、いかに日ごろから真摯に古典に取り組み、それを基盤に創作を発表するという姿勢のあらわれと言えましょう。
そこまで真剣に古典に取り組んでやる全紙臨書の展覧会は、今までも、今日の日本においても、どこにもないと思われます。
昨今は、巷にいろいろな筆文字を目にすることが多く、一般の方々から不快不評を耳にしますが、CACAの発表する書の原点、本物のあるべき書の姿を見たいと、歳ごとに多くの来場者が増え続けております。
また、今回の臨書作品集(\1500)の特集は、岡本が書き起こした『空海ってなんだ!』が、話題になることでしょう。空海の「風信帖」「忽披帖」「忽恵帖」の最澄に宛てた三通の手紙の書を、背景物語を交え、図解入りで徹底分析しています。
知られざる空海の書の秘密が、解き明かされている内容は衝撃的です。
会場及びCACAホームページでご覧ください。


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以下、受賞作品のご紹介です。
《臨書受賞作品》


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☆瑞鳳賞 「藤原行成 本能寺切」胡蝶 
平安時代のピークにある繊細優美な筆づかいをよく再現しています。細やかな動きのなかにも強弱があります。


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☆瑞鳳賞 「藤原佐理 頭弁帖」原田榮雅 
華麗な藤原佐理の筆の流れをスムーズによくとらえています。全体の構成バランスも安定しています。


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☆瑞鳳賞 「小野道風 屏風土代」岩科蓮花
小野道風の発案による、字形に大胆な特徴を持たせ、やや肉付きのいいたっぷりとした伸びやかな動きを生き生きとよくとらえました。


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☆金虎賞 「米芾 徳忱帖」波響
米フツの奔放ダイナミックな筆さばきを
よくとらえています。適度な力強さのなかに大胆な緩急の変化が見どころの書です。




《倣書受賞作品》
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☆北斗賞「聲」撫子
藤原行成の明るく軽やかな筆づかいを、一字でモダンな空間性のある現代書にまとめています。


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☆太白賞「花無心招蝶」
曹全碑の流麗な線と、伸びのある造形性を消化してモティーフのイメージと表現が一体化しました。


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☆銀漢賞「月待」長田風虹
王羲之の伝統的な筆法をベースにしながら、やさしく優雅な「月待」の語句とよく調和させ表現しました。


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☆銀漢賞「花柚」熊谷雲炎
美しい墨色とモティーフがよく溶け合い、線質と造形性の全体に“序破急”の趣を醸し出しています。


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特別出品「空海 忽披帖」岡本光平


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