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vol.4 カジュアルアート印展
2016.9.14→9.19
イチーズギャラリー
第6回の今回展から会場を青山通りに面した外苑前の銀杏並木を正面に望むビルの3F、イチーズ・ギャラリーになりました。地下鉄外苑前と青山一丁目の中ほどで、1Fが花屋、隣がサガワ急便とわかりやすい立地です。
初日からたくさんのお客様が、それこそワンサカと詰めかけてくださり、本来地味な篆刻の展覧会が、お陰様で今や大人気展に成長いたしました。
壁掛け作品は、金文と篆書のみをモティーフにした創作作品が約30点。古くさい書体が、逆にモダンなインテリアに変身してアッと目を引く作品になっています。
大人気の篆刻技法を生かしたカジュアルな物販コーナーは、よりお洒落なアイテムになって初日から飛ぶように購入されていきました。なんと、初日だけでウン十万円の売り上げは嬉しい悲鳴です。
来場の皆様に厚く御礼申し上げます。
CACA主催の展覧会は、いずれも時代の最先端をいく表現や装丁で実物作品、ナマ作品をご覧いただいて一般の皆様から強力な支持をいただいております。このようなインターネットや印刷などのデジタル社会になればなるほど、アートという足を運んでいただき、実物を見ていただくアナログ作品は不滅であり、何よりのコミニュケーションや会話の原点となります。
筆でつむぎだす美しい線や墨色、余白が書の命であり、刀で彫る篆刻も造形や空間バランスが命です。
その場の注文で彫り上げる篆刻ライブも、変わらぬ好評をいただいてスタートいたしました。
このような篆刻の展覧会は、今の日本にはない、こんな面白い作品やグッズ販売の展覧会は見たことがない、というのが来場者の皆さまの声です。作品やグッズを存分に楽しんでいただくのが出品者一同の励みとなっております。
「鳥虫篆」岡本光平