Contemporary Art Calligraphers Assosiation (CACA)。現代書家 岡本光平氏が特別顧問を務める書作家協会です。

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CACA現代アート書展 vol.7
2016.9.13→9.18
アートスペースリビーナ


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 7回めを迎えた「CACA現代アート書展」は、恒例となった表参道アートスペース・リビーナで開幕しました。
 少字数、多字数、平仮名、抽象とそれぞれの表現手法は異なりますが、かつての爆発的なパワー勝負が多かった時代から、今は余白を生かした空間性の表現から絵画的作品、墨のニジミやマチエールを全面に打ち出したオリジナル墨の奥行きのある表現、線の美しさを主体にした構成的な作品など工夫を重ねて洗練さが評価されるようになりました。     
 物真似ではない、似たような団体スタイルでもない、個性がぶつかり合う他に類例がないモダンでコンテンポラリーな展覧会となっています。        
 近年はその評判がクチコミからネット上で取り上げられ、たくさんのリピーターが押しかける展覧会に成長しました。そして実際に作品が購入されるケースも年とともに増えてきたことも制作の励みとなっています。
 益々、進化を続けるCACAの個人書、現代書からは目が離せない状況です。

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特別顧問 岡本光平氏デザインのトートバッグ
会場にて販売中  ¥1,500

~受賞作品~
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☆CACAアートスピリッツ賞 
「髑髏」 撫子
意図的な画数の多い漢字をモティーフにし、その意味とイメージに合う構築的で茂密な画面を作り上げました。イメージにつながる象徴的な墨のマチエールをだすために紙墨の素材を工夫し、書アートの領域に果敢に挑戦しています。書のアートスピリッツを切り開きました。


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☆CACAアートフロンティア賞 
『女神降臨』 
緊張感のある細い線で伸びやかさと堅密な構成美を獲得しました。構成の先にある三次元の美しい空間性を現出させるために線の緩急、潤渇を意識して引き出し、美しく落ち着いた優雅さと立体感のある画面へと導きました。


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☆CACAアートフロンティア賞 
『天まで届け「蔦」』 長田風虹
日本画の典型と同じく、紙面を対角にした大胆な構成にもかかわらず見やすく落ち着いた雰囲気を醸し出しています。直線で全体の骨格をつくり、曲線で装飾性を演出するというシンプルで巧みな造形性に成功しました。絵画と書の融合です。


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☆CACAアート奨励賞
『朝餉夕餉』 熊谷雲炎
モティーフとしては一見平凡な対句を、静かで穏やかな線と造形で平穏な日常性を表現しています。しかしながら平凡の中の非凡な構成力、字形などさりげない空間変化の妙は、肩の力を抜いた極めて自然体なメッセージ表現となりました。


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☆CACAアート奨励賞
『虚空』 山田咆月
墨を飛ばしたり、やたら変形したりといった文字の奇態をてらわずに、極めてスタンダードな書体を用いながら、二字を並立関係にした思いきった字間空間を見せています。“静”的な造形に、“動”的な筆法という、知性によってよく制御された一貫性と確実性のある大作表現です。


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☆CACA特別顧問賞
『しまのしまうま』 安藤破竹
平仮名の持つ特有な音感を繰り返し書くことによって一つの音楽的な表現に至りました。文字の大小、潤渇、疎密の変化ある画面は抽象性に富み、リズミカルなメロディを醸し出しています。流れゆく時間や楽しさが溢れる空間をも感じさせます。


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☆CACA特別顧問賞
『RAI』 小林白濤
オリジナル墨の奥行きのある墨色を用いて、激しさと静けさという相反する線による混沌と秩序を抽象画面に定置させました。そのモダニズムは高い錬度の筆法コントロールと構成力に裏打ちされていて書の新たな可能性を開拓しています。


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『月光』 笠岡紀和        『まるさんかくしかく』 秦野草径


~特別作品~
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『陽』 岡本光平 


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