Contemporary Art Calligraphers Assosiation (CACA)。現代書家 岡本光平氏が特別顧問を務める書作家協会です。

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第4回 臨書展
2016.2.9→2.14
アートスペースリビーナ

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4回めを迎えた「CACA臨書展」の解説会の会場は溢れんばかりの来場者となりました。
 この背景には、書のわかりやすい古典待望論があるようです。つまり、本来の書の姿はどこにあるのか、どういったものなのか、を知りたいということだと思います。昨今の世の中には、既成書道界の書やメディアなどにさまざまな書が混迷している状態が見られますが、これらの在り方に素朴な疑問を抱いている人も多いようです。   
厳しい姿勢で個性的な現代の書アート作品を発表し続けているCACAメンバーは、一方で原点となる本物の古典書に真摯に研究し取り組んできました。その姿や考え方に興味や共鳴を示す方々が年々増えてきたのが事実です。
 全紙臨書作品は全部で32点。対象は金文、古隷、龍門、王羲之、黄庭堅、小野道風など幅広い。その他に古典を生かした創作小品が並び、販売されています。         
作品集(\1000)には、CACAの特別顧問の岡本光平による王羲之『喪乱帖』の画期的な解析論考が図版入りで掲載されています。主旨は単なるアドリブで書かれたものではなく、背景には綿密なフォーマットがあること、基本となる「俯仰法」の正体など、今まで誰も気付かなかった衝撃の内容が2万字の解説文でわかりやすく述べられています。       
作品集は今後のCACAが主催する各展覧会会場やCACAのホームページからも購入することができます。
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以下、受賞作品のご紹介です。


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☆瑞鳳賞 「金文 王孫遺者鐘」
金文という極めて単調な線に運筆の呼吸をほどこし、微妙な潤渇表現で立体感も表現しながら文字同士の間をとらえた空間性を再構築することに成功しました。 


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☆寳亀賞 「鄧石如 篆書四幅・第一幅」撫子
篆書というもっとも均整にして謹厳な書体を、確実な筆法で寸分の狂いもなく再現し、文字の持つ造形性と緊張感を表現する鍛練の成果を示しました。            


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☆金虎賞 「王慈 柏酒帖」小林桃李
王羲之一門が打ち立てた筆法のなかでもとくに勇壮な古法の表現を気迫溢れる圧倒的な筆力で正確に復元構成させました。


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☆金虎賞「王志 一日無申帖」熊谷雲炎
王羲之一門の伝承する俯仰法をよく理解し、緩急、太細の変化をとらえ、筆勢を衰えさせずに気脈を最後まで貫通させました。 


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☆龍門賞「比丘尼慈香慧政造像記」雷鼓 
龍門造像記のなかでも運動性の筆意が旺盛な原本を再構成し、茂密な集合体に置き換えて力強さを表現しました。


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☆龍門賞「黄庭堅 李太白憶旧遊詩巻」祐子
黄庭堅特有の筆法と造形を伸びやかな線質でとらえ、リズムある動きと紙面における再構成にも美しさと余裕を感じさせます。


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☆銀漢賞「雲海」原田榮雅
日本の書の先駆けとなった小野道風の肉付きのよい豊麗な書風を消化し、「雲海」の広がりのある意味性とよく調和させました。


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特別出品「藤原佐理 離洛帖」岡本光平



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