Contemporary Art Calligraphers Assosiation (CACA)。現代書家 岡本光平氏が特別顧問を務める書作家協会です。

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CACA現代アート書展 VOl.5
2014.9.9→9.14
アートスペースリビーナ

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5回めを迎えた表参道でのCACA現代アート書展は、例年にましてアート色を増した作品が数多く出品されました。
独自の素材感、独自性のある表現手法、そして装丁を含めてそれぞれが強烈な個性を発揮しています。
文字をモティーフとし、オリジナル墨で表現する書作品もあれば、一方で書のエスプリである線、白黒、余白などを生かした抽象作品もあり、その多彩なバリエーションは今までにない新しいSHOワールドを展開しています。
そんな書展が今まで日本のどこにあったでしょうか?こんな楽しい書展は見たことがない、とは多くのお客様の言葉です。すでに美術関係やインテリア関係から問い合わせやオファーをいただくまでになりました。そのアートクオリティはすでに国際基準に達したと自負しています。
CACAの合言葉は、書が単なるエスニックカリグラフィのまま長く停滞している日本を飛び出して、世界を相手にできる本物のコンテンポラリーなグローバルアートに成長することです。

その最大の試金石としてCACAメンバー43名による約60点の巡回展が2015年に企画されています。1月の名古屋市民ギャラリーからスタートし、7月には横浜赤レンガ館が会場として、いずれも壁面120メートル以上が予定されています。
書は上手いか下手か、ですが、アートはオモシロイか、オモシロクナイかのどちらかです。
巡回展は有料ですが、オモシロクなければ代金はお返しいたします。



~受賞作品~

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☆CACAアートスピリッツ賞 
「Dark Horse」 
*文字の原初的なエネルギーを3メートルの大画面いっぱいに、ダイレクトな線と造形で力強く表現しています。しかもアートの表現手法であるコラージュを採り入れながら違和感なく融合させ、文字アートの新しい地平を切り拓いています。書道の既成概念を打ち破る表現です。


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☆CACAアートフロンティア賞
☆CACAアートアピール賞
「細胞」 撫子
*3メートルの大作だからこそできる、思いきった文字の浮遊感を演出しました。広い余白はなかなか勇気ある表現姿勢です。静かな律動感を秘めた揺らぎのある線と澄んだ墨色も美しく、それを支える確かな構成力も見逃せません。         


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☆CACAアートフロンティア賞
「雪合戦」 小林桃李
*大胆に分割された余白、クッキリしたオリジナルの墨色、そしてはつらつとした筆線は、書作品でありながらモダンアートとしてレベルの高いポジションを獲得できることを証明しています。


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☆CACAアート奨励賞
「錆」 高橋古銕
*サビの粉そのものを墨と同じ顔料として使いこなし、淡く美しいセピアカラーが余白と一体となって悠久の詩情をかもしだしています。その常識破りの発想の自由さと叙情性は個性そのものです。    

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☆CACAアート奨励賞
「富士」 吉野大遊
*ユーモア溢れる絵画的発想はチャイルドアートの原点です。作品の大きさ以上に、スケールの大きさや奥行きを感じさせる豊かな空間性は偶然ではありません。表面的な書道技術を捨てて、人間性を感じさせる稚拙美の表現世界へ自然体でシフトできたことは一つの境地です。                            


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☆CACA特別顧問賞
「思いが今・・・」 奥田紅嵐
*モノクロ写真のネガを思わせるような全画面の墨色の階調は、新しい墨の表現世界の可能性を示しています。墨はもちろんオリジナルの調合墨です。古典的な水墨画の風景をも感じさせながら、現代的でモダンな墨のエロティシズムを表現することに成功しました。


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☆CACA特別顧問賞
「砂丘」 田中不軌
*文字そのものを変形するような造形作業は避けて、大胆に余白を生かしがら二文字を風景的な構成に置き換えています。文字は元来絵画であるという原点に戻り、ビジュアル優先に徹したことで想像力を刺激してくれます。                    


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☆特別出品
「銀河の扉をひらく」 岡本光平
*不規則の規則、不調和の調和、混沌に一定の秩序を与えて同居させることが芸術の表現仕事です。
特殊な漆紙を用い、鉛筆と墨のラインアップで書の痕跡をあえてとどめながら、きわめて無防備な“草”の画面構成に挑んでいます。点・線・面の新しい岡本の書アートです。

~その他の注目作品~


うそ1
「嘘」 安藤破竹
ー東京・アートショップ遊所属ー
一文字をあたかも二文字に分解し、大胆なデフォルメの再構築を展開して見せた。結果的に「龍門造像記」の造形性にマッチしながら疎密の空間美を大胆に演出。


はくと1
「雲間の出会い」 小林白濤
ー東京・アートショップ遊所属ー
美しい墨ならではの複雑なマチエールとニジミの立体感のなかに奥まった線を見せるという、主客を逆転発想の作品。ゆったりとしたスケールの大きい構成力で求心力のある空間を包容。


ひゃくめ1
「百目」 
ー東京・アートショップ遊所属ー
金文のモティーフをあえて濃淡二色のオリジナルの墨色を一画面上で使い分けるという書道の掟破りに挑戦。筆を水平運動のラインストロークと垂直運動の点を打ち込んで、毛筆ならではの点、線、面の書アートに昇華。


人
「群」 田中不軌
ー名古屋・遊墨会所属ー
アクリル絵の具で5000年前の漢字の原初符号の一つと言われる×の図形を描き、乾かないうちに表面を引っ掻いてラインタッチを表現。書的要素とアートの原初次元での融合。


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「羅針盤」 雷鼓
ー東京・アートショップ遊所属ー
荒々しい麻のコーヒー袋を用いてキャンバス上にシワ寄せし、ナチュラルなラインアートを構成した。複雑な多色を混ぜたペインティングで黒色の奥行きと立体感のある陰影画面を形成。


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「雪合戦」 小林桃李
ー東京・臨書講座所属ー
はつらつとしたスピーディーな木簡の線質を生かした作品。オリジナル墨を用いた三文字で全体を埋めつくした構成だが、実体は全方位的な躍動する線の集合美を構築。


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「宙」 長田風虹
ー東京・アートショップ遊所属ー
ボールペン1本だけで描いた高速ドローイングアート。毛筆に勝手に付随する余計な味わいを払い除けて、軟筆である毛筆の対極にある硬筆を用い、ピュアでナチュラルな線の“素”の美を抽出した。


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「妖怪」 撫子
ー東京・アートショップ遊所属ー
篆書の雑体書を生かして白いアクリルで書いた作品を、自分で染めた墨染め布に自ら模様を描いて掛け軸に仕立てている。作品と装丁を一体化させた、オリジナリティー溢れる夢誘うポップな作品。


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「一草」 田嶋陽子
ー東京・アートショップ遊所属ー
素直な貫通力は書の原点を示す。文字の点画構造を埋没させた墨のシルエット表現は、一種の寡黙なパターン認識の表現となり、逆に周りの白の美しさを認知させ、際だたせた。


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「自還旅行」 一緑七菜
ー東京・アートショップ遊所属ー
文字が書道芸術になる以前はデザインだった。デザインの基本は本来幾何学だが、それを突き崩すことで文字に新しい貌を与え、さらにカラーとのコンビネーションでグラフィカルなポップアートにした。


きたもと1
「insie」 北本淳子
ー東京・篆刻研究会所属ー
彩色したキャンバスの上にモデリングペーストで黒い凹凸のテクスチャーをつくり、その重層画面を鋭い筆記具で削りとったワンストロークのラインアート。書や篆刻のもつ一回性を爽快に見せる。

                 

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