Contemporary Art Calligraphers Assosiation (CACA)。現代書家 岡本光平氏が特別顧問を務める書作家協会です。

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名古屋遊墨展 vol.10
2021.3.30→4.4
栄・サンシティギャラリー




【受賞作】


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アート・カリグラフィー賞 榮田清峰「鹿」

漢字は絵から出発したことは周知の事実だが、その原初に立ち戻るかのようなイラストレーション・カリグラフィーである。ビジュアルの明瞭さとハケ書きの線の適度な装飾性が、書の大衆性をモダンにすくい上げた。


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アート・カリグラフィー賞 田中不軌「風」

猛烈に吹きすさぶ嵐のように、荒々しいカスレ線での大胆不敵な表現はインパクト十分。さまざまにある風のなかで、イメージを線に集約して表現したところにこの作品の鮮烈な魅力がある。また線は、風で吹き飛ばされない確かな骨法(こっぽう)で引き抜かれている。

れいこう
アート・パイオニア賞 黎光「星とともに」

デザイン的な篆書モダニズムの作品。この作品の着目すべき第一は、平仮名の文字デザインを篆書に合わせて違和感なく整えたことにある。整理されたレイアウトも平明で、秩序あるデザイン・カリグラフィーとなった。

伴
ファイン・アート賞 伴一想「puzzle・パズル」

柔らかな白の色調で、紙の素材感を生かしながらコラージュでまとめあげまた。平面作品でありながら、遠近感や余白、散らしの感性は書的な感性と相通じている。この一片の作品には、一編の詩のような慈(いつく)しみがある。

松野
ファイン・アート賞 結波「行方」

抽象作品として、墨の魅力を余すところなく凝縮させた表現。墨色(ぼくしょく)、ニジミ、飛沫、そしてマチエールの集合美の中心にある金箔が、JAPAN beautyをシンボライズしている。装丁とともに、海外においても墨アートとして、魅了できるだけのクオリティーが備わった。

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ヒューマン・アート賞 虹橋「過ぎ来し道」

平仮名だけの集まりは、音や声が聞こえてくる世界である。人生の機微や高揚感を思い起こさせるモティーフの文言は、平仮名の晴明さと素朴な書きぶりによって、漢字混じりとはひと味違う大らかでたおやかな叙情性を醸し出している。




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